オドノオドシ

そう悪いことばかりでもなかっただろう?
少しはいい思い出もなかったかい?
酒に飲まれた
みっともないところばかりでもなかったと思うんだが…

一服

俺の人生には存在しなかった銃弾が
唐突にやってきた
硝煙の嫌な匂いが漂う戦場にいるのだから
あたりまえだというのに
戦場にいてなお
どこか別世界のことだと思っていた…

タクシードライバーと老婆

秒速20センチで

せわしなく歩くおばあさんが、

目に留まりました

貸しますよ

この手でよろしければ…